車中泊や椅子に座っての睡眠に注意!エコノミークラス症候群にならない為に行う3つのこと

故郷・熊本では9万人の人々が避難を余儀なくされているようです。
熊本は交通機関がJR、バス、熊本市内に路面電車があるだけです。一人一台という感覚で車に乗ります。
ですから、避難所に行かず、車中泊をして地震を逃れる方々も多いことでしょう。
車中泊や長時間椅子に座ったり、同じ姿勢のままでいると発症しやすい「エコノミークラス症候群(深部静脈血栓症)」
その発症理由と予防について書きます。
地元なのに、混乱で何も手を伸ばしてあげれません。私は少しでも私が発信する情報で
役立てることを祈ります!
[ad]エコノミークラス症候群になぜなるの?
長い時間同じ姿勢で座っていると、足の血管に少しずつ血液が溜まり、ひざの裏や太ももの奥にある静脈に血の塊(深部血栓)が
出来ます。
危険なのはこの血栓が血流に乗って肺に流れ込んでしまうケースです。肺の血管を防いでしまうと、呼吸が出来なくなります。
そのせいで心臓の機能が低下して、最悪の場合は死に至ってしまいます。これが「肺血栓」と呼ばれています。
これらの症状や原因を総称して「エコノミー症候群」と呼ぶそうです。
エコノミー症候群にならないためにする3つのこと
水分をしっかり摂る
避難所や断水が続いている状況では水分補給も満足にできないことでしょう。血栓を防ぐにはしっかりとした水分補給が必要です。
体重50キロの人なら1時間に最低50MLの水分をとらなくてはなりません。乾燥で血液の粘度が上昇してしまいます。
利尿作用が強い、アルコールやコーヒーは避けて下さい。水が飲める時には少しずつ大事に飲む必要があります。
からだをこまめに動かす
車の中は狭いので、体を動かしにくいと思います。長時間座っていることで血栓になりやすくなります。日中は足腰が悪い
方でも少し歩いたり、足を動かして下さい。かかとの上下運動を1時間に3~5分程度行うのも効果的です。
ふくらはぎや膝の裏をマッサージするのも効果的です。
目が覚めた時は軽く足を動かすのも大事です。
ゆったりとした格好で休む
地震などで避難している場合は服装も着の身着のままだと思います。ズボンは緩めて、靴を脱いで、ゆったりとした
恰好でできるだけ足を下げないようなスタイルで休めるとよいですね。
[ad]初期症状とは
- 片足の痺れ、むくみ、そして軽い痛み
- 胸の痛みや息苦しさを感じる
こういった症状が気になる時は早めに医療機関を受診してください。
エコノミークラス症候群は1~2週間位経ってから発症することもあるので、しっかりと覚えておきましょう。
[ad]まとめ
二日経った今日も震度3~4の余震が1時間に2回は起こっています。ゆっくり横になれない避難所や車内で休まれる
方はこのことにも気を配って休んでください。まだ先が見えず、不安な夜を過ごされるかと思います。
早く落ち着いて、生活を取り戻せるように、全国のみんなで応援しましょう!
出典