【かかと・手足の爪】ひび割れ、白癬、爪切りの介護の現場でのフットケア対策

2月も末になり、春が近づいているような天気の日もありますね。
今日は、介護のお仕事をしていて、こうなる前にこういうことを
自分でも気を付けましょうという気づきがあったので
自分の勉強兼備忘録としてい書かせて頂きます。
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高齢者の爪・かかとのケア
私がヘルパーとして仕事をするに当たり、色々なことを先輩方から教わり
高齢者の方に行っています。
その中でも、こうなる前にもっとこうしたらと思うのが、フットケアなんです。
手の爪は表に出ているので気づきやすいのですが、
足の爪やかかとの状態は靴下を履いているとわかりにくい。
自分で靴下が履けなくなったり、爪を切れなくなってから
家族が気づいたりということが多いと思います。
自分自身でも、かかとのケアってしてますって人少ないのではないでしょうか?
足の水虫って意外に多いんです
足の水虫に掛かっていても気付かない人って多いようです。
以前、NHKの「ガッテン」で放送されていました↓
ご自分の足の裏、綺麗ですか?
ネイルケアをされたりする方は自分の足の爪の状態も
ゆっくり見たりされると思いますが、日々に追われている方など、
どうもなければ気づきませんね。
高齢者に多い「白癬」とは?
私が高齢者の足を見ていても、
画像引用元:爪病変(爪変形・陥入爪・爪白癬)の診断とフットケア
このような状態の方が多く、足の爪までの適切な治療が行われていないのが
現状です。
白癬とは、いわゆる水虫のことです。
あかぎれのような角質増殖型、
爪の先が厚くなり、黄白色に濁る爪水虫、
このような足の状態の方をよく見ます。
ご家族も忙しかったり、一人暮らしで自分の足まで気が回らないという方が
多く、フットケアまで行き届かないというのが現状です。
[ad]介護現場でのフットケア
私はまだ訪問介護を始めて経験も浅いので、迷うことも多く、
先輩たちに聞きながら行っています。
ヘルパーは限られた時間の中で、
計画書において作成されたことを行わなければならないため、
「爪切り」が組み込まれていなければ行うことはありません。
法律上はヘルパーが行ってよいケアも増えました。
法律上は医療行為であってもヘルパーができる行為として、以下の6つのケアもその規制が緩和されました。
1.爪切り、爪やすりによるやすりがけ(爪と周囲に異常がなく、かつ糖尿病等の疾患に伴う専門的な管理が必要でない場合)
2.歯ブラシや綿棒などによる歯、口腔粘膜、舌に付着した汚れの除去
3.耳垢の除去(耳垢塞栓の除去を除く)
4.ストーマ装着のパウチにたまった排泄物の廃棄(ストーマ及びその周辺の状態が安定している場合等、専門的な管理が必要とされない場合には、肌に装着したパウチの取り替えも可)
5.自己導尿の補助としてのカテーテルの準備、体位の保持
6.市販の使い捨て浣腸器(いわゆるイチヂク浣腸)を用いた浣腸
上記は、家族は普通に行っている行為であり、「衛生面や整容面で必要」としてケアプランに位置付けられていれば、ヘルパーでも行えることとなりました。それでもなお、市町村や事業所によっては上記のいくつかをグレーゾーンとしているところもあります。どうしてもヘルパーにやってもらいたい場合は、ケアマネジャーに相談し、サービス担当者会議で手順や方法について話し合ってもらいましょう。
出典:ヘルパーにできること・できないこと|介護の無料相談&ハウツー「安心介護」
「爪切り」に関して、参考になる記事を見つけました。
デイケアの爪切りについて|介護職・介護士・ヘルパーの悩み相談・質問提示板|けあとも
私たち、在宅ヘルパーの人間は、デイサービスの入浴後が爪も柔らかいですし
切りやすいので切って欲しいと思っています。
しかし、事業所によったり、スタッフによっては、
訪問介護や訪問看護が入っている方などはそちらが行うだろうという
ことで実施しないなどあるようです。
また異常があったり、専門的な管理が必要な爪に関しては
医師・看護師に相談しての対処になります。
ただ、かなりの割合で、綺麗な爪の方よりも病気の爪の方が多い気がします。
訪問看護が入っていても、身体の状態は診ても、
足の爪の管理まで行われていないのが現実なのかなと感じるのです。
ただ、現場のヘルパーはその症状を上に伝えることは必要だと思うので、
更衣などの際に気付いたことは伝えていくようにしています。
医療と介護が連携、デイサービスと訪問介護の連携などが上手く行くと、
利用者の方の足のケアも行き届くのでしょうが、そこが上手く
連動していないようです。
健康な爪であれば、訪問介護でも計画書に入っていれば切ることが
出来るので、綺麗な爪の状態の方であれば感染させない努力が必要です。
日ごろからのフットケア
白癬や巻き爪などにならない為には、日ごろからのフットケアが
大切だと思うのです。
こちらにフットケアの方法が書かれた記事がありました↓
フットケアをはじめよう・フットケアをやってみよう【My介護の広場】
使いやすい爪切りを使う
爪切りも使いやすいものがあると、苦にならないかもしれません。
足用の爪切りやニッパーなどが使いやすいようです。
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信頼関係を築き、ヒーリング効果を期待
また人に爪を切って貰うって怖いですよね。切る方も怖いですが、
切られる方もドキドキしていることを忘れずに。
またクリームなどを塗ってマッサージすると血行もよくなり、
肌が触れ合う感じはヒーリング効果もあるんです。
そういったことが出来る関係を築いていくのが大切ですね。
足湯のススメ
入浴は家庭では難しい方でも、車いすに乗ったり、座位が取れたり、
膝を立てることが出来る状態であれば、足湯をすることは出来ますね。
今は便利な足湯グッズもあります。
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足湯をした後に、かかとにクリームを塗ったり、爪を切ったりと
セットで行うことが出来ると、とても快適に過ごせるでしょう。
まとめ
今日は、介護の現場やご家庭でのフットケアについて書いてみました。
ご家族もこうして欲しいという要望があれば、ケアマネージャーに伝えて
頂くことで、少しでも状況が変わると思います。
身体のことがメインになり、疎かになりがちなフットケア。
現実は厳しいのかもしれませんが、そういったことまで目が届くように
なって行けたらと思っています。
今回の記事は個人的な意見も多く含まれていますので、
違いますよというご意見もあると思います。
こういう方法が良いですよというご意見がありましたら、
ご遠慮なく教えて下さい。私も勉強中の身ですし、現場もまだ知らないので、
色々な場所のご意見を聞きたいです。
最後までありがとうございました!
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