疲れが取れない、やる気が出ない原因は副腎疲労かも!食事の小麦・乳製品を控えて改善

1月ももう半分が過ぎましたね。
ごちそうを食べて胃腸が疲れていませんか?
先日疲れが取れない「慢性疲労症候群」に関する記事を書いたのですが、
今度はまた疲れが取れなかったり、やる気が出ない方のまた新たな情報を
知る機会がありました。
慢性疲労症候群にまではなって居なくても、あなたの食生活が
その疲れを生み出しているかもしれません。
神奈川県で、日本初の副腎疲労専門の外来があるクリニックで
夫婦で医者をされている本間医師夫妻が、「日経 Helth」にスーパードクターの
健康法として記事を掲載されていました。
副腎疲労のことを調べてみましたので、ご紹介しますね。
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ストレスが掛かると副腎が疲労する
人間のストレスとは、精神的なものだけでなく、過労、睡眠不足、薬、重金属、あらゆる疾患など
体内で炎症を起こすものを含みます。
その炎症が起こると、それらに対抗して、副腎からコルチゾールの分泌が盛んになるそうです。
副腎とは、腎臓の上の部分にある臓器です。
副腎と調べると、「副腎疲労」という言葉がすぐに検索で出て来ました。
副腎疲労とは、1990年代に米国の医師ジェームズ・L・ウイルソンによって提唱された概念で、
副腎の機能が低下した結果、疲労や倦怠感をはじめ様々な症状が出る病気です。
出典:副腎疲労が疲労の原因
副腎皮質ホルモンでは、アドレナリン・ノルアドレナリン・コルチゾールが
疲労と大きく関係しているそうです。
ストレス対策のコルチゾールが出なくなる
そのホルモンの中でも、コルチゾールはストレスにされられると分泌されて、
各臓器に働きかけてバランスを調整するそうです。
しかし、このコルチゾールは蓄積され、元の分泌量に戻るのに時間が掛かります。
そのため慢性的にストレスにさらされていると、どんどん上昇し、
副腎が疲労してしまうのです。
出典:雑誌「日経ヘルス」より
そして、コルチゾールの分泌が限界を迎えてしまい、分泌が減ることで、
コルチゾールによる体の修復が間に合わず、物忘れやうつ、体力・気力の低下、
不眠、便秘など様々な不調がでます。
大量に出された場合は、脳の海馬を委縮させたり、難病指定されている
クッシング症候群を発症したりと影響が出ます。
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あなたは小麦や乳製品をよく食べますか?
そして、この副腎疲労が起こりやすい人は、腸が弱いこと多いそうです。
体に炎症を起こす要素を減らすことと、副腎をいたわる食事をとることが重要です。
食事の面では、小麦粉や乳製品をよく食べる方が要注意です。
以前、【ガッテン!】の記事で、乳製品が尿酸値を下げる!ということも書きましたので、
ご自分の体調に合わせての摂取をお薦めします。
小麦と乳製品に含まれるもの
副腎疲労が疑われる方は、腸に炎症を起こす可能性のあるグルテンやガゼインを
除去することが大切なのですが、
グルテンは小麦に、ガゼインは乳製品に含まれているタンパク質なのです。
ですがら、パンやパスタはご飯に、牛乳は豆乳に置き換えるだけでも、
腸の状態が良くなり、副腎疲労が改善するそうです。
「副腎が弱っている人で腸にトラブルがない人はいない」と本間院長は
おっしゃっています。
体調が悪くない方は、ここまで心がける必要はないですが、
不調を感じている人は実践する価値がありそうですね。
コーヒーも飲み過ぎには注意
仕事中にコーヒーをよく飲む方も多いと思います。
このコーヒーに含まれるカフェインも副腎を刺激してコルチゾールの
分泌を殖やすそうです。
体調が悪い方はカフェインフリーの麦茶などを飲むことが良いそうです。
まとめ
今回は、疲れが取れない、やる気が出ない、腸の状態が悪いなど、未病の状態のあなたに
普段の食生活を変えることで、体調が改善に向かう方法をご紹介しました。
食べ物や飲み物の摂取量がどのくらい体に影響するのかは個人差がありますよね。
あなたの体調がわかるのはあなた自身です。
何か異変を感じたら口から入れている物を見直すことが大事ですね。
最後までありがとうございました!
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