【ガッテン!】蓮根(レンコン)は節によって食感が違う!選び方、食べ方紹介

2017年10月25日(水)の「ガッテン!」は、
これから美味しく食べられる「レンコン」についての特集です。
なんと、節によって食感が違うことが判明。
どんな場所を買うと、どんな食感が生まれるのか
放送された内容をまとめてご紹介します。
「食品工業辞典(日本食品科学工学会)」によると、ムチンとは「動物より分泌される粘質物一般をいう」とあります。日本では、レンコンなど植物のねばねば成分を「ムチン」と呼ぶ習慣がありますが、これらの多くは別の物質で、構造からもムチンではないという研究結果が発表されています。訂正してお詫び申し上げます
蓮根(レンコン)はビタミンCと食物繊維の宝庫
レモンと同等なビタミンCを含む
秋ごろから店頭に出回るレンコンですが、実はビタミンCや食物繊維がとても
豊富な栄養たっぷりの野菜なんです。
主成分はデンプンで食物繊維を含み、ビタミンCはレモンと同等に
含まれています。
風邪の特効薬として有名
私も子供の時から風邪を引くと飲んでいましたが、レンコンの絞り汁と
生姜のおろし汁、蜂蜜を加えて飲むと、咳止めになっていました。
こちらの記事にも体験談を書いています。
レンコンは、冬場家庭に常備しておくと便利な食材なのです。
蓮根はどうやって育つ?
レンコンがどのように育っているかご存知ですか?
お釈迦さまの花で有名な蓮の花。
あれがレンコンの花なのはご存知でしょうか?
レンコンは地下に埋まっており、節がつなっがっています。
根茎、葉、果実、花弁、雄ズイ、花托、幼芽と全て薬用に使える程、
捨てる所がない植物なのです。
私の実家はレンコンを栽培していますので、
綺麗な蓮の花も、レンコンの実もみたことがあるんです。

番組内では、世界ではレンコンを食べずに、茎から出るレンコンの糸で、
織物を作っている国を紹介していました。

調理法で違う食感が楽しめる
レンコンの面白い所は、スライス、厚切り、すりおろしなどで、
同じ野菜とは思えないほどの食感を味わうことが出来るところです。
シャキシャキ、ホクホク、モチモチのパターンでの食感が代表的です。
食感が違う節の見分け方とは?
今回番組では、この食感がレンコンのどの節を使うかでも、
この違いを大きく感じることが出来ることを教えてくれました。
私のようなレンコン農家に育った人は、レンコンをカットしていない
長い状態を知っていますが、農家でない方はあまり知らないと思います。
市販のレンコンってどの部分が販売されているか
分かりづらいな~と思っていたのです。
番組内での節の見分け方も教えていましたので、
わかりやすく図にしてみました!
この最初に膨らみ始める節にはデンプンが多く含まれているので、
ホクホクモチモチした食感が強いそうです。
そして、最後の方に出来るレンコンはデンプンが少なくなっていくので、
シャキシャキとした食感が強くなるそうです。
市販されているレンコンの大きさや断面の色などで、
その違いを見分けて、料理に生かして下さい。
最初の節
そのホクホク感を生かすために、そのまま焼いて
味付けするような調理法が向いているそうです。
また摩り下ろして汁に入れたり、絞り汁でデザートを
作ったりしていました。
絞りかすはハンバーグに入れるレシピを紹介していました。
COOKPADでは、蓮根もちのレシピもあったので
紹介します。
真ん中の節
この部分はホクホクモチモチとシャキシャキの両方を兼ね備えた場所です。
レンコンのきんぴらがお薦めだそうです。
レンコンをカットした残りが沢山出るレンコン農家の実感では、
叩きレンコンと称して、このホクホクとシャキシャキの部分で作ると
美味しいレシピがあります。
これはイカ天でなくても、家にあるちくわやソーセージでも
十分に美味しいです。レンコンを叩いて潰すのですが、この中間の食感の部分がお薦めです。
私は個人的にこの場所で辛子レンコンが良いかなって思うのですが、
子供でも食べられる辛子レンコンを実家では作っていました。
レシピはこちら↓
辛くない辛子蓮根 by 凜工房
最後の節
この部分はシャキシャキとした食感なので、レンコンサラダや、
酢の物、レンコンのおひたしなどがお薦めです。
薄くスライスして、サッと茹でて使うのがポイントです。

まとめ
今回の放送では、美味しいレンコンをさらに食感を生かした
使い方でおり美味しく調理できる方法を学びました。
市販されているレンコンでも見分けられるように
なるといいですね!
私も母に、この情報を教えようかと思います!

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最後までありがとうございました!
参考記事:れんこんの栄養、効能、効果-健康に良い免疫力を高める食べ物
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