医療費を賢く抑える!高額療養費制度で窓口支払いが楽になるコツ


急な怪我や病気での医療費、準備出来ていますか?
仕事に行けるのが当たり前と思っているかもしれませんが、健康であるからこそ、仕事や子育てが出来るんですよね。
あなたがもし急な怪我や病気になったらどうしますか?
仕事も心配、家庭も心配、心配な事だらけですが、一番はお金のことじゃないですか?
しっかり貯蓄をしている家庭なら急な出費にも耐えられるかもしれませんが、そんな余裕がある家庭ばかりではないはず。
そんな風に考えているあなたに、ちょっとでも具体的な状況が見えるようにアドバイスをしたいと思います。
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医療費の平均価格
それでは万が一怪我や入院をすると医療費って幾ら掛かるのでしょうか?
これもどんな人がどんな病気になるかは予測がつきませんね。
そういった方の為に病名と掛かる平均の価格がわかるサイトがありました。
こちら↓見たら帰ってきてくださいね!
価格.com 入院費用相場・平均医療費シュミレーション
自分がどうなって何日入院するか、治療に通うのか大まかな予想しかできませんね。
また手術や薬やどうなるんだろう?
高額になるし、仕事は行けないし!と思うかもしれませんが、
あなたは健康保険証持っていますよね?
健康保険加入していると受けれる保障
毎月、国民健康保険や会社の社会保険を支払い、病院に行く時は保険証を持ってに行ってますよね。
その支払っている保険のお陰で、高額な医療費が掛かる場合は、
「あなたは幾らまで支払えば大丈夫です」って限度額を設けてあるんです。
また社会保険加入の方には傷病手当金というのがあり、病気や怪我で連続3日以上仕事に行けなかった場合など、給与の2/3の金額が最大180日支払われます。条件などもあるのでこちらで確認下さい。
高額療養費制度の仕組み①支払い限度額
そこで、国民健康保険でも社会保険でもどちらでも加入していれば受けれるのが高額療養費制度です。
病院で支払わなればならない医療費が所得に応じて、「あなたは幾らまででいいですよ」と限度額を設けてあるのです。
医療費なんて、根切ることも出来なければお医者様の言われるがままに治療や入院を行うことになりますね。
収入に対して限度額は区分されています。(70歳未満の方の資料です)
ではもし100万円の治療費が掛かった場合どうなるのでしょう。
このように実際の負担額はかなり減るのです。
しかも、年に3回以上そのような支払いがあった場合は4回目はさらに引き下げられます。
ではどのようにすればこの制度が利用できるのでしょうか?
高額療養費制度の仕組み②限度額認定証の提出
・国民健康保険の方は担当窓口に申請する必要があります。
・社会保険の方は加入している保険組合へ申請が必要です。
例えば、協会けんぽの場合はこちら↓
高額な医療費を支払った時(高額療養費)|健康保険ガイド
この申請をすると、後から限度額以上に支払った分は返還されます。
また事前に限度額認定証を発行してもらうと、窓口支払いは限度額で済ませることが出来ます。
高額療養費制度の仕組み③対象とならない医療費
ここで注意点ですが、病院で掛かる医療費の中でこの高額療養費制度の対象にならない費用もあるのです。
保険外の負担金になる、差額ベッド代、食事代などです。
入院が長くなればこちらもかかりますのでこちらも頭にいれておかないといけませんね。
ただ、こういう場合は差額ベット代も医療機関側は請求できないようなので、
きちんと頭に入れておきましょう。
高額療養費制度を賢く使うには?
事前に限度額認定証を発行
高額療養費制度の申請を後で行うとお金は返って来ますが、建て替えておくその代金も結構な金額。
そういう場合は加入している保険組合に事前に限度額認定証の発行の申し込みをしておくと良いのです。
発行から1年間は有効なので、心配は1年何事もなく過ぎたら、また更新と手元に用意しておくのが良いでしょう。
実際30万払うところを8万で済めば、大金を用意する必要もありません。
入院日時を決められるなら月始め!
この高額療養費制度は月初~月末までの医療費に対して限度額を決められます。
ということは、月をまたいで治療した場合、余計に支払わなければならなくなることもあるんです。

月を跨いでの治療費の盲点
type=”drop” subtype=”L1″ icon=”rin-mama2.jpg” name=”凛 “]入院日などが融通がきくようなら月始めにするのがベスト![/speech_bubble] 医療保険はこの制度を理解した上で、加入をするといいですね。
社会保険に加入している方の奥さんや子供さんなどが扶養に入っている場合は医療費は合算
まとめ
高額療養費制度について調べました。
・医療費が高額になった場合は、高額療養費制度を利用すると出費を抑えることができる。
・社会保険加入者は傷病手当金という制度もあるので、長期で仕事に就けない場合は利用するのがよい。
・窓口支払い後に申請するのも出来るが、建て替えなければならないので、事前に「限度額認定証」を発行しておくと楽である。
・この制度は保険適用分が対象のため、差額ベッド代や食事代などは含まれない。
・出来るだけ月をまたがないように、治療するのが賢い方法である。