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【慢性疲労症候群】疲れ、関節の痛み、リンパ節の腫れ、発熱、長期で続く症状の原因は脳内の炎症

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先日、ニュース番組で「慢性疲労症候群」という病気の特集をしていました。

私も数年前、疲れが取れずにネットで調べた時に、この病気のことを知りました。

私は単なる疲れで、改善されたのですが、疲れが取れずに半年以上体調が戻らない方などは

要注意です。

 

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慢性疲労症候群とは?

 

「慢性疲労症候群」とは、慢性疲労症候群は、身体を動かせないほどの疲労が6か月以上の長期間にわたって続き、日常生活に支障をきたすほどになる病気です。

Chronic Fatigue Syndromeという英語名から「CFS」ともよばれています。

出典:何とかしたいこの疲れ~慢性疲労症候群~CFS

先日放送されたニュース番組内でもこういった症状が続く方は

慢性疲労症候群の恐れがあると説明していました。

 

 

 

 

うつ病と間違われやすい

この病気の症状は、怠けているように一見思われてしまいます。

うつ病も、身体の重さもあるのですが、そのきつさは外見からはわからないので、

家族や周りの理解を得るのが難しいのです。

うつ病はもう浸透している病気ですが、まだ慢性疲労症候群は浸透していません。

その大きな違いをいくつか挙げてみました。
・慢性疲労症候群ではひどい身体症状には悩まされますが、罪悪感や自己非難は
 認められないそうです。

・うつ病の場合はレム睡眠中に異常が見られるのですが、慢性疲労症候群の場合は、

 ノンレム睡眠中に異常がみられるそうです。

・うつ病になると、人に会うのが億劫になるのですが、

慢性疲労症候群ではそういう症状はなく、 自分の病を人に理解してほしいと望みます。

・うつ病はやる気が起きなくなり、自分が興味があることまでも意欲がなくなってしまうのですが、

慢性疲労症候群では、病気をどうにか治したいという積極的な行動もでき、意欲低下は見られません

・うつ病は運動などを行うと、一時的に気分が回復したりしますが、

慢性疲労症候群では著しく疲労を感じて、症状が悪化します。

 

このように、外見から見たら、「しんどい」「きつい」と言った体の重さでは

似ているのですが、心の状態は違うことがわかります。

出典:慢性疲労症候群とうつ病の14の違い|

 

 

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脳の炎症が原因?

最新の研究では、脳の炎症が原因ではないかと言われているのです。

研究チームの先生方は炎症が強くなると増加する免疫細胞内のタンパク質を

PETで検査を行いました。

そして10人の健常者と9人の慢性疲労症候群の患者とのデータを統計的に

数値化してを比較してみました。

その結果、患者の視床、中脳、橋、海馬、扁桃体や帯状回という部位での炎症が増えている

ことがわかり、明らかに健常者との違いが分かったそうです。

 

慢性疲労症候群の患者は、多少のことをしても脳が負担として大きく

感じるようです。

またこだわりの強い人や、ストレスに当たった時にいい加減に出来ずに

突き詰めてしまうような人がなりやすいようです。

この辺りはうつ病や引きこもりになりやすいタイプと似ていますね。性格も影響するということでしょうか?

 

まだ治療法は開発中で確率されていないようですが、

この病気が広く知られることが患者たちの望みでもありますね。

 

やはり周りから理解されることで生きやすくなりますね。

 

出典:「慢性疲労症候群の脳内に炎症を発見!」怠けと誤解される異常な疲れとの因果関係

 

慢性疲労症候群を診察してくれる病院

全国には、この病とまだ診断されずに苦しんでいる患者さんがいらっしゃると

思います。ネット上でも、疲労と検索すると、この病名が出て来やすくなったので、

診察してくれる病院も見つけやすくなったのではないでしょうか?

 

この慢性疲労症候群を研究されている先生方病院をご紹介します。

ナカトミファイティーグケアクリニック

 

院長の中富先生は、大阪市立大学・疲労クリニカルセンターにおいて診療、

研究をおこなってきた日本では数少ない慢性疲労症候群の専門家でらっしゃいます。

こちらで診察を行った後に、大学病院への紹介なども行って貰えます。

 

「慢性疲労外科」という科目がある病院が望ましいですが、

まだ病院の数が少ないので、心療内科や精神科を受診することをお薦めされています。

特に、HPなどに「慢性疲労」などの記載がある場所がよいそうです。

出典:【医師監修】慢性疲労症候群の治療を行う病院・外来|ヘルスケア大学

 

 

まとめ

今回はまだ聞きなれない「慢性疲労症候群」について、まとめてみました。

まだ研究で、その病気だと判断がつくようになった段階です。

この先、この患者さんらが、少しでも日々の暮らしを楽に暮らせるように、

薬の開発が進むことを望みます。

突然起こる様々な病気も、私もあなたも他人事ではありません。

自分や家族、友人など、身近な人が苦しんでいる時に、

理解をしてあげられる情報を身に着けておきたいですね!

 

最後までありがとうございました!

 

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Comment

  1. 斎藤貞宏 より:

    1962年以前に生まれている方で慢性疲労症候群と診断されている方は非麻痺性ポリオのポストポリオ症候群の患者の可能性が非常に高いです。

    米国ウキぺディアによると非麻痺性ポリオ患者の14%~42%がポストポリオ症候群になると言っている
    Post-polio syndrome is documented to occur in cases of nonparalytic polio
    (NPP). One review states late-onset weakness and fatigue occurs in 14% to
    42% of NPP patients
    https://en.wikipedia.org/wiki/Post-polio_syndrome (Bruno博士らの研究)

    日本のウキペディアでの「ポリオ」情報では
    ポリオウイルス感染の症状
    症状
    症例比率[2]

    無症状 72%
    軽微な症状 24%

    ◎非麻痺型
    無菌性髄膜炎 1–5%(50万人)

    麻痺型急性灰白髄炎 0.1–0.5%(5万人)
    — 脊髄ポリオ 麻痺型症例の79%
    — 延髄脊髄ポリオ 麻痺型症例の19%
    — 延髄ポリオ 麻痺型症例 の2%
    https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%80%A5%E6%80%A7%E7%81%B0%E7%99%BD%E9%AB%84%E7%82%8E

    麻痺性ポリオ患者は日本で約5万人(感染者の0.1%)いるから非麻痺性ポリオ患者(1%)は推定50万人います。
    この50万人のうち14~42%がポストポリオ症候群と言う事で 「7万人~21万人」が発症すると言う事になります。

    非麻痺性ポリオ患者は発症当時の医療診断でポリオと診断されていない可能性がとても高いのです。
    (貧困な医療政策の時代 熱がでても麻痺が出なければポリオと診断されなかった)
    だから実は本当はポリオなのに診断されておらず、40歳前後から疲労倦怠感、筋力低下、痛みで
    慢性疲労症候群に診断されている可能性が高いのです。

    当然 若い方の慢性疲労症候群を否定するわけではありません。
    同じような病態でCFSが特別ではないと思います。

    斎藤

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