主婦からワーキングマザーになるための就活と保活体験記

ここ最近は結婚しても仕事を続けるのが当たり前の時代になってきました。
正社員で就職している場合は産休などがあり、職場復帰も可能ですね。
この記事では、ご主人の転勤などで他県に引っ越したり、様々な理由で仕事を辞めて専業主婦になったママがワーキングマザーになりたい時に参考になればと思い書きました。
[ad]働く理由とは?
小さな子供を預けてまで働かないといけないの?と親世代の方で言われる方もいらっしゃいますよね。
3歳までは母親と一緒にいた方がいい、など理論的に説明される方もいらっしゃいます。
私もある程度まで自分で育てて、小学校に入る前に集団生活に慣らすために幼稚園に預けるのが理想だなと思います。
しかし、現実はそうはいきません。恐らく働く理由の第1位は収入を増やすためだと思います。
ご主人だけの収入で暮らしていける家庭ばかりではありません。
また暮らしていけても、奥さんが正社員で復帰が出来るのなら夫婦2本柱で家計を支えていき、生活レベルを上げたいという家庭もあるでしょう。
ひと昔前より、色々便利になった分、通信費など余分にかかるようになっています。
家庭の家計の方法も様々あると思いますが、私は働いて少しでも収入を増やす方法を取りました。
[ad]就活と保活を同時に進める
私が就職活動と保育園探しを始めたのは、大阪に2013年4月頃からでした。主婦からワーキングマザーになるのが難しいのは、
働いてないと保育園に預けれない
保育園に預けてないと働けない
この、だったらどうしたらいいの?みたいなことかのスタートだからなんです。
保育園探し
私の住む地区は自転車で保育園に送迎がほとんどです。地元では一人一台で車を持っていますので、久しぶりの自転車生活でした。
保育園も区内の自転車で通える近い範囲の保育園を調べて、見学に行きました。
認可保育園は7ケ所、認可外は1ケ所見に行きました。
認可保育園は空きはなかったのですが、近所の認可外の保育園が空きがあり、値段も良心的で保育園代も予算内でしたので、こちらの認可外が埋まる前に就職先を見つけるというのが結論となりました。
こうやって私のように近くに良心的な認可外が見つかるとうのは大変ラッキーなことだと思います。
この保育園がなければ働くのを諦めていたかもしれません。
仕事探し
預けれそうな保育園を見つけたので次は働けそうな場所を探すことからです。
この時に苦労したのは以下の点です。
- これまで接客のお仕事中心だった為、就職に有利な資格がない。(私が持っていないだけですが)
- 経験のあるサービス業は土日祝出勤が多く、時間も遅いので選べない。
- 妊娠中に取った医療事務の仕事も経験者歓迎が多い。
- 面接に行くのも平日は難しい。
地元でない土地での子育てには親の力が借りれません。
この親を頼れるっていうのは子育てにおいて大きな救いです。
これがないママは自分らで何とかしなければなりません。
その為に
- 保育園からの呼び出しにもすぐに迎えに行ける
- 子供の急病でも仕事を毎回休める
- 保育園の預かり時間内で仕事が終わる仕事を選ぶ
色々条件を絞り、探してみたのです。
時間も9時から17時位が無理せず出来る仕事です。自転車で通勤出来る近くが良いってことで、選び、履歴書や職務経歴書を書きました。
しかし、履歴書を郵送しただけで面接までも行かないことが続きました。
やはり職務経験のない新しい職場にチャレンジしたこと、6ケ月の赤ちゃんを保育所に預けての仕事は選ぶ方も慎重になりますよね。
やはり難しいと、やっていた内職をレベルアップすることで一旦就職活動は休止したのです。
産休中のママに刺激を貰う
大阪に来る前にウイメンズパークという女性のコミュニティサイトに登録していました。
熊本にいる頃から大阪でのママ友探しを始めていました。そのおかげで、ママ友募集を見つけ、そのメンバーらと交流することが出来ました。
募集をかけてくれたママ友はとてもバイタリティーがあり、現在も働きながらも資格を取ったりと勢力的です。
こちらに彼女のHPをご紹介しておきます。ライフオーガナイザー 青木由美子さんです。
本当の意味の「ライフ・ワーク・バランス」を提案してくれます。⇒Original Life
9月にママ友らが遊びに来て、仕事の話や悩みを打ち明けている内にやっぱり諦めずに仕事を探そう、って気持ちになりました。
仕事が決まる
ママ友が帰宅してから、気持ちが変わり、久しぶりにタウンワークのサイトを開いてみたんです。
すると、「お子様の急なお休みも大丈夫!」との見出しにくぎ付けになりました。
しかも自宅の近所の工場で従業員を募集していました。お菓子の箱詰めや軽作業のライン作業です。年末からの仕事へ向けて年内は週6勤務とのことでした。
体力には自信があったので、早速電話して応募しました。翌日が土曜日で、主人に娘を見てもらって面接に行くことになり、即採用となりました。希望の仕事ではありませんでしたが、採用してもらえて、働けることに感謝でした。
保育園などの準備をして1週間後の9月17日から勤務が開始することになりました。
病気ばかりの半年
子供の病気は保育園に通わせているママなら乗り越えなければならない大きな試練です。
私も久しぶりの立ち仕事でしかも週6勤務でヘトヘトでした。
土曜日は主人が娘を見てくれて、私がダウンしていると時折腰をマッサージしてくれたので助かりました。
しかし娘は突然長時間預けられて、やはりストレスだったのでしょう。1週間後に「腸重積」という病気になってしまいました。血便が出て慌てて病院へ行くと、先生が早期発見して下さり、大きな病院に紹介して下りました。お陰で開腹手術せずに済みました。
1週間働いて入院したのですぐ1週間休むという状態でしたが、会社も理解があり本当に助かりました。
その後もノロウィルスやロタウィルスなど経験しながらの保育園生活でした。
毎日熱を計るのにドキドキしながら計っていました。
病気の時はお互い様だから、という方針の会社だったので、私は板挟みにならずに娘の看病に専念出来ました。あまり休むと収入も減るのでヒヤヒヤしながらでした。
認可保育園への応募
毎年10月頃翌年の認可保育園の募集が始まります。
私が働き出した時期がギリギリその応募に間に合いました。
会社に勤務証明を書いてもらい、夫婦共働きしていること、認可外保育園に預けていることなどを詳しく書類に書きます。
大阪市では祖父母の状況まで記入します。
認可外保育園に預けて働いていると点数が加算されるので、受かりやすいのです。
申請の時期までに仕事を決めておくのもポイントです。
お陰さまでパートタイマーではありましたがフルタイム出勤でしたので、4月から認可保育園に入れることになりました。
働ける場所から働きたい場所へ
4月から新しい保育園に移ってからは娘も慣れたのか、病気をしなくなりました。
私も仕事を働ける場所から、自分かやりたい仕事や、待遇などを考えて転職を重ね、チャレンジしています。
アラフォーなので、中々難しくなるはわかりですが、常に前に向かって行きたいですね。
まとめ
やはり就職には手に職を持っていると大きいです。
旦那様の転勤でも、資格を持ち経験があれば採用率はかなり高くなります。
また、外で働くばかりでなく、
インターネットを活用して在宅ビジネスの技術を身に付けておくこともお薦めします。
やはり、家庭の中に柱が2本あると、描く未来も変わって来ますよね。
2017年1月には配偶者扶養控除も廃止する検討に入ったとか。
未来に向けて、男女共に協力して仕事と子育てしていかないといけませんね。